前ページ

シンボル広場から奥の院参道を登り夫婦岩園地へ。
夫婦岩をすぎ10分程歩くと最高峰への分岐点です。
道標に従って右へ、中山最高峰への道をとります。
なだらかな山道を木立ちの香りと小鳥のなき声を楽しみながら30分程登ると中央展望所に着きます。
奥の院、天宮塚などの分岐点を経て30分程で山頂展望所へ着きます。
眼下には大阪空港から武庫川流域、六甲連山や阪神間の街々が広がり、北側にはゴルフ場の緑の絨毯が美しく続いています。
尾根伝いに整備された道を行くと、約15分で長尾連山最高峰中山(478.2m)頂上に到達、六甲山系から大阪平野、北摂・丹波の山並まで見渡すことができます。
山頂から西へは、山陽自然歩道十万辻コ一スヘの道も続いています。
東へ道を取って満願寺へと尾根道を歩きます。
眼前に広がる大パノラマは壮大です。
左にゴルフ場を見ながらフェンス沿に進み、岩の多い急な坂道を下るとふじガ丘住宅地です。
満願寺へはここから15分ほどです。
途中、最明寺川に沿って最明寺滝、さらに滝道を山本駅へ向かうコースもあります。
満願寺から阪急雲雀丘花屋敷駅へは徒歩約30分、バスの便もあります。

ハイキング・奥の院コース

阪急中山駅 ⇒ 中山寺 ⇒ 夫婦岩園地 ⇒ 奥の院 ⇒ やすらぎ広場 ⇒ 清荒神(清澄寺) ⇒ 阪急清荒神駅

ハイキング・奥の院コース 中山寺の山門をくぐり境内左手の信徒会館の左奥、奥の院へ十八丁の道標を目印に無縁仏の間の小道を下るとシンボル広場に出ます。
ここが「宝塚北中山やすらぎの道」のスタート地点です。
広場手前左側の石垣沿の階段を登ります。
古くからの参道で道標をたどれば自然に奥の院へ。
かなり急な坂道を登るにつれて、眼下に宝塚の街並が大きく広がり、35分程で夫婦岩園地に着きます。
ここまで十丁、夫婦岩の巨岩を後に10分程なだらかな道を登ると最高峰との分岐点にさしかかります。
道標に従って左の道を緑の香りを楽しみながら15分程で奥の院に到着します。
森閑とした境内は、春は桜、秋は紅葉と四季折々の風情があります。
ここから西へ整備された道を15分程で、広々とした草原を渡るそよ風がここちよい「やすらぎ広場」に出ます。
広い道を少し下ると、左側土手の上に清荒神への道標があるので見のがさずに土手を登り山道へ入ります。
緑の小道をぬけると阪神間を一望できる丘陵地です。
雄大な眺望を楽しみながら30分、大林寺の境内左側の石段を下れば清荒神の参道に出ます。
露店の並ぶ参道を下れば阪急清荒神駅へ到着します。

●イベント広場●

このイベント広場は、駅から荒神さんへ向かう長い参道の休憩所として平成16年に設置しました。

平成18年からは、参拝者の休憩所として使っていただくだけではなく、自然の中で芸能を楽しんでいただく為に「野外ステージ」を作り現在のイベント広場となっています。
毎月一回第三日曜日に行われる荒神参道まつりで、コンサートや大道芸などの催しを行っています。

●祓禊橋(みそぎばし)●

この祓禊橋は明治44年に設置されました。
橋ができる前は参拝の為に荒神川まで降り身体を清め、荒神さんにお参りしていた事から 現世と神聖なる場所との境界とされていました。
現在は、この橋を渡る事が御祓の代わりとなっております。

●参道鳥居●

『日本第一清荒神』の名が額に刻まれているこの鳥居は、古くから参拝口のシンボルとして多くの人々に親しまれています。
以前は、両脇にある石燈篭と共に現在の阪急清荒神駅前の踏切に建っていましたが、戦後、現在の場所に移されました。
以前の鳥居は、現在の物とは異なり御影石でつくられていて、龍の模様が刻まれていた立派な物であったと伝えらています。

●大灯籠●

この石燈篭は、大正11年4月に清荒神清澄寺の特信者により建立、奉納されました。
高さ約8メートルで宝珠が三宝荒神様の紋章の形に作られており、多くの人々に『三宝荒神様の大燈篭』として、知られています。
この燈篭は、平成7年の阪神・淡路大震災において一部損壊を受けた後、無事に修復されましたが、その際に左側の燈篭に三宝荒神様の紋章のような影が現れ、この霊験は、『三宝荒神様の奇蹟』として伝えられています。

次ページ